2011年10月7日金曜日

マイクロソフトがヤフーの買収に再挑戦←何度目だ!?



マイクロソフトがヤフー買収に再挑戦か

米国Microsoftが、3年前に断念した米国Yahoo!買収に再挑戦することを検討している――。米国Reutersが10月5日に報じた。

Reutersの記事によると、Yahoo!に買収提案を行うかどうかを巡ってMicrosoft経営幹部の意見は分かれており、最終的な結論は出ていないという。

Reutersは、匿名の「Microsoft上級経営幹部」の話として、Microsoftは単独での買収だけでなく、他社と共同でYahoo!買収を目指す案も考えていると報じている。

Microsoftは、うわさや憶測にはコメントしないと述べている。Yahoo!にもコメントを求めたが、回答は得られなかった。

「Microsoftがオンライン・プレゼンスの拡大に力を入れているのであれば、買収は理にかなっている」と、米国Technology Business Researchのアナリスト、エズラ・ゴットヘイル(Ezra Gottheil)氏は語った。「Yahoo!は、多数の登録ユーザーや常連の訪問者を獲得している。その多くは、ほかのサイトに流れたりしないだろう。こうしたYahoo!の強みはMicrosoftにとって大きなプラスになる」(同氏)。

またゴットヘイル氏は、Yahoo!の人気Webメール・サービスである「Yahoo! Mail」と、Microsoftの同様のサービス「Hotmail」のユーザー数を合計すると、非常に大きなユーザー・ベースを持つことになると指摘した。

「Microsoftが前に買収を提案していた時よりも、現在のYahoo!はずっと買収しやすくなっているように見える。(Yahoo!は)会社を売却してもよいと考えているかもしれないし、少なくとも売却への抵抗感は弱まっているのではないか」とゴットヘイル氏は付け加えた。「Yahoo!の取締役会は、Microsoftの以前の提案を断ったことを後悔しているはずだ」(同氏)。

Microsoftは2008年にYahoo!を買収しようとしたが、Yahoo!は、買収提案額が低すぎると主張、Microsoftは最終的に買収を断念した。

しかしその後、Yahoo!の経営は芳しくない状況が続いている。かつてはインターネットのパイオニアとして躍進していた同社だが、このところ凋落が著しい。

先月にはCEOのキャロル・バーツ(Carol Bartz)氏を解任した。同氏は、Yahoo!に「かつての輝き」を取り戻すことを期待され2009年1月にCEOに就任したが、望むような業績改善はできなかった。

Yahoo!は現在、新しいリーダーを探している。バーツ氏の更迭を受け、業界アナリストは、Yahoo!の取締役会は買収提案に門戸を開くかもしれないと推測し始めた。

しかし、Yahoo!は依然として規模の大きな企業であり、多くの企業にとっては扱いにくい、手に余る買収相手だ。そこで、買収の遂行に十分な規模を持つMicrosoftが、買い手として名乗りを上げるとの観測が浮上している。

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出版日:2010-01
出版社:中央経済社
カテゴリー:単行本
作者:木俣 貴光
ページ数:341
by 通販最速検索 at 2011/10/07

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