2011年6月5日日曜日

みんな、今の仕組みに限界感じてるだろ?


インターネットによる直接民主主義

多くの日本人は、政治に不信感と無力感を抱いている。半数近い有権者は、選挙に行かないし、代議士を自分の代表だとは考えていない。公約違反、収賄、票田の世襲が横行し、民主主義が機能不全に陥っている。政治に民意を反映させるには、有権者が直接政策意思決定に参加するレファレンダム(referendum)が必要である。

レファレンダムの採用は、議会制民主主義を完全に否定するわけではない。議員には、政策立案・法案作成の仕事が残っている。議員に政策パッケージを作らせることで、有権者に過大な負担をかけさせたり、個別に可決された法や政策が相互に不整合となることはなくなる。

有権者が、ネットでの投票を通じて、与えられた政策パッケージに選好順序を与えることで最も高い得点を獲得した案が採択される。こうしたボルダ方式による票の集計は、アナログ投票では時間がかかるが、デジタル投票では簡単にできる。

色々難しいだろうけど、真面目にこの方向性を考える時期が来ているような気がする・・・。












直接民主政の挑戦―電子ネットワークが政治を変える
定価:¥ 3,360
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売上ランク:472757位
出版日:2000-01
出版社:新曜社
カテゴリー:単行本
クリエーター:Ian Budge(原著) 杉田 敦(翻訳) 大西 弘子(翻訳) 上田 道明(翻訳) 松田 哲(翻訳)
作者:イアン バッジ
ページ数:320
by amazon通販最速検索 at 2011/06/05

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