2011年11月14日月曜日

アメリカの文化が狂ってる「レジに並びながら購入予定の食べ物を飲食するのは当たり前」



レジ会計前に商品飲食は当たり前?

米国のスーパーで、レジの順番を待ちながら買い物かごに入ったドリンクを飲み始める人をたまに目にする。最近ハワイで、ある夫婦が商品のサンドイッチを食べながらショッピング、レジでサンドイッチの包み紙を出すのを忘れた。二人の様子を見ていた警備員から警察に通報、夫婦は窃盗罪で警察に拘束された。スーパー側の対応だけでなく、レジ会計前の商品飲食の賛否がネット上で話題となった。

米紙USATodayによると、マーシン&ニコール・レシチンスキーさんは、大手スーパー・セイフウエーで買物しながら、商品のチキンサンドイッチを食べ始めた。買物が終わる頃には、すでにサンドイッチはなく包み紙だけが残った。

他の食料品に50ドル払い、レジを離れようとした時警備員に詰問され、サンドイッチの料金を払っていなかったことに気づいた。支払い時にサンドイッチの包み紙を出すのを忘れたという。料金を払うと主張したが、すでにスーパー側は警察に通報。駆けつけた警察は二人に手錠をかけ警察署に連行。一緒にいた2歳の娘は、児童福祉サービスの職員に渡された。

第4級の窃盗罪に問われたレシチンスキーさん夫婦は、「支払う前に食べるのがだめなこととは、知らなかった。わたしが育った小さな町では当たり前。これは窃盗とは考えない」と言う。

それぞれが50ドルの保釈金を払い、結局18時間後、レシチンスキーさん親子は再会できた。後にスーパー側は窃盗罪容疑を取り下げ、不愉快な思いをさせたと夫婦に謝罪した。一方、店内で商品を飲食することを禁止はしないが、客はレジできちんと清算するべきだと話している。

このニュースはフェイスブックなどで大きな反響となり、多くのコメントが見られた。「レジで払う前に食べるのはおかしい。スーパーのとった処置は当然」「悪いマナー」とする意見から、「ショッピング中に商品を食べるのは、完全に認められている行為」「お金を払う気があるのなら、飲食してどこが悪い」というものまで様々。しかし、警察の拘束はやり過ぎというのが多くの意見だ。

スーパーでは、レジ付近に、ドリンク、チョコレート、雑誌といったものが誘いかけるように並んでいる。非常に喉が渇いていれば、コーラーのボトルをとって、一口飲むというのは理解できないこともない。その場合、ボトルを買物かごに入れれば問題ないだろう。

しかし、買物かごに入れたクッキーやら、ドーナツやらの箱を開け、包みを開け、買物しながら食べだすというのは如何なものだろう。ドーナツなど、客が袋に欲しいだけ取って入れるスーパーも多い。レジ時に袋の中にいくつあるかレジ係が数え、料金に加算する。その内の1個を食べたとしても、言わなければわからないのである。これは明らかな窃盗になるだろう。後で申告すればいいというものでもないと思うのだが。

レジ前の飲食は、どうやら米国のスーパー文化となりつつあるようだが、消費者のモラルとマナーが問いかけられている。

これはトラブルの元でしょ。。。
たかだか数分
待ちましょうよ















日本人が知らないアメリカの本音
定価:¥ 1,470
新品最安価格:¥ 1,470 (1店出品)
中古最安価格:4%OFF ¥ 1,400 (3店出品)
売上ランク:952位
レビュー平均:5.05.0点 (8人がレビュー投稿)
5.05.0点 非常に幅広い視点から、現代アメリカ、そしてこれからのアメリカとの付き合い方を提示した本
5.05.0点 超知米派=本当に幅広く有りの儘に米国を知り尽くした著者による米国研究入門
5.05.0点 良書
出版日:2011-08-06
出版社:PHP研究所
カテゴリー:単行本(ソフトカバー)
作者:藤井 厳喜
ページ数:300
by 通販最速検索 at 2011/11/14

関連記事

0 件のコメント:

コメントを投稿