妹が語るジョブズ氏の最期の言葉、死の瞬間まで輝き失わず
10月に死去した米アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、最期の瞬間まで豊かな着想とひらめきに満ちていた――。ジョブズ氏の妹のモナ・シンプソン氏が30日の米紙ニューヨーク・タイムズに寄せた追悼文で、在りし日の兄の思い出を語った。
シンプソン氏がジョブズ氏と初めて会ったのは、2人が大人になってからだった。ジョブズ氏は生後間もなく別の両親に引き取られ、生みの親の元にシンプソン氏が生まれたのはそのあとだった。
成長したシンプソン氏は作家となり、ニューヨークで初の小説を執筆していた。そこへ弁護士から電話があり、生き別れになっていた兄が会いたがっていると告げられる。
兄は金持ちの有名人だと知らされたが、名前は教えてもらえなかった。そしてある日会いに来たのがジョブズ氏だった。シンプソン氏が25歳の時。初対面の兄に、コンピューターを買うことを考えていると話すと、ジョブズ氏は「自分がとてつもなく美しいものを作る」と請け合ったという。
シンプソン氏によると、ジョブズ氏は感情豊かで、愛について語ることが多かったという。1991年に結婚すると、「妻のローリーンさんへの不変の愛が支えになった」。
膵臓(すいぞう)がんが悪化して死が目前に迫ったジョブズ氏は、カリフォルニア州の自宅にすぐ来て欲しいとシンプソン氏に電話する。その時の様子は「まるで荷物を車に詰め終えて、もう旅を始めた人のようだった。ただ、私たちの元を去ることを深く悲しんでいた」という。
最期の瞬間まで「驚きを感じる力、アーティストとして理想を信じる力を持ち続けた」というジョブズ氏が、家族に囲まれて最期に残した言葉は「Oh wow.Oh wow.Oh wow」だった。
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売上ランク:2位
レビュー平均:4.4点 (25人がレビュー投稿)
5.0点 偉大な経営者が必ずしも清廉潔白である必要はない。大事なのは何を生み出したかだ。 |
5.0点 スティーブ・ジョブス本人の申し出から生まれた決定版 |
5.0点 人間ジョブスが立ち上がってくる本。 |
出版日:2011-10-25
出版社:講談社
カテゴリー:単行本
クリエーター:井口 耕二(翻訳)
作者:ウォルター・アイザックソン
ページ数:448
by 通販最速検索 at 2011/11/01
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