2011年10月1日土曜日

イチロー200本安打記録が途切れインタビューが意味不明なやり取りにw



イチロー「心はポキッと折れた」/一問一答

-今、長いシーズンが終わってどんな感想か

イチロー あー、どうですかね、なぜか晴れやかですね。うん。

-これまでになく苦しいシーズンに見えたが

イチロー 苦しい時期がありましたね、実際、2カ月ぐらい。途中ね。しんどかったですよ。

-晴れやか。心当たりは

イチロー まあ、ただ、200が一応区切りがついた、続けることに対して、ね。そこじゃないですかね。ようやく、その続けるということに追われることがもうなくなったので、ちょっとほっとしてますかねぇ。

-その反面、苦しんでいることについて、反対の気持ちがあったと思うが

イチロー ま、えーっとね、それはね、それとはあんまりリンクしてないですよ。感触ですから、苦しむものって。数字とは別のところが大きいですね。 

-あらためて感じた野球の難しさは

イチロー 野球の難しさというよりも人との付き合い方が難しいですかね、それはあらためて感じましたね。

-体のコントロールより心のコントロールに苦しんだということか、今年も?

イチロー いや、それがプレーに反映されてるかどうかは別の問題で、人って難しいな、っていう、あのー、永遠のテーマなんですけどねえ、すごくいやな生きもの部分もたくさん見るし、なんかこう、人って難しいな、って思いますね。

-プレーで苦しんだ。思うようにいかない、コントロールできないことがあったのか?

イチロー これはよく、今年はいろいろできる年だったので、ま、去年一応10年やって、できなくてもいいという年ではないですけど、もちろん、一応、区切りのところまではきたっていうので、いろいろできた年だった、実際やったし。これはよくあることなんですけど、4月に結果がでることの難しさですよね、これが、その判断、今年もすごく難しかったし、それが誤った判断だったってことは言えるでしょうね。それは5、6(月)に出てますからね。4月の難しさっていうのは毎年難しいですけど、結果が出ることでかえって難しくなることが、ということですね、今年も、うん。

-それで感じた新たな面白さ

イチロー 面白くないですよ。

-言葉の中に試したことがあったり、区切りという気持ちがあったと話したが、途中でやろうとしていることがうまくできなかったことで、いろんな(周囲の)雑音が耳に入ってきたと思うが

イチロー それは僕の耳には入ってないんですよ、ほとんど入ってないですよ。ただ、空気がそうだな、っていうの僕感じるんで、それなんですよね、僕ね、全然知らないんですよ。ただ、シーズンの後半になって、友達とかからたまにメールが来て、なんかしんどそうな感じでメールしてくるんですよね、たぶん、でも、そういう方向に世の中なっているんだな、って、それで知るんですよね。それはちょっと面白かったですけど。こないだもテキサスに行ったときに上原が、大変ですねえみたいなことを言ってくるから、騒がれてみたいな。え、何を言ってるの? って。でも、たぶんそういうことなんだろうな、って。それはちょっと面白かったですね。僕の感触とマッチしてない感じが面白いなと思ったですね。

-苦しい時期を通り越せたものは何だったんですか

イチロー それは感触の問題なので、技術的なことです。

-何かを得た

イチロー そうですね。

-6月10日に休んで、その前後に

イチロー 知るか、そんなこと。何なの?

-6月10日に休んだことで、その前後に

イチロー 全然違う。

-ただ、普通に戻ればチームはもっとよくなるという話もしたが。普通ではない感覚っていうのは初めて味わうものだったのか

イチロー まあ長かったね。やっぱりその5月、6月っていうのは。やっぱ2カ月それやるとしたらしんどいわね。長くてもやっぱり1カ月、まあ、間にちょくちょく小さいのが来ても、やっぱ長い期間まとめて来るのはやっぱり影響するよね、どうしても。まあそれが2つ来たわけだからね。なかなかやっぱり難しいかなあ。

-過去にない長さの時期があった。そこを支えたのは何だったのか

イチロー 支えたのは、……元気な体じゃないですか(笑い)。まあ体は元気だったんですよね、ずっと。心はねえ、ポキッと折れたことはありますけど。体はとにかく元気だったから。それに支えられたよね。普通は、体がね、しんどくなってくるから、それを心で支えるっていうのが順番、まあ多いんだけど。よくあることなんだけど。まったく反対だったもんね。折れた心を完全に体で支えてたっていうね(笑い)。まあ特殊な現象がありましたね。

-自分の中で10年で区切りを去年つけた。そこから変えるという状況が出てきて。それは確認だが、去年のシーズンが終わった時点から、ということか

イチロー いや~、どっからっすかねえ。それはまた難しいとこでねえ。まあスプリングトレーニングかも知れないし。それははっきりとしたコメントしていいかよく分からないです。ただ、そうやって位置付けたことはまあ、去年終わってから、っていうことは言えるでしょうね。

-ずっと継続してきたことが終わった寂しさは

イチロー いやあの~、結構難しいんですよ、200本って(笑い)。たぶん皆さんが思うよりもちょっと難しいぐらい。難しいんですよね。難しいので。やっぱ特別なんですよ。こうやってできないことがあると、やっぱり200ってすげえなあって。で、何人か打ってる普通にだ~って。すげえなって思うので。今までず~とやってきて、寂しさが来るかなと思ったんですけど、もうそんな感じではないんですよね。で、動揺する感じでもないんですよ。そういう日が来ることを想像するとこう、ひょっとしたらすごく動揺する自分が出てくるかなあと思ったんですけど、ないんですよね、それも。まあそれはたぶん、やっぱ難しいとずっと感じてきて、ぎりぎりのとこでやって来た、というたぶん、自負があるからなんでしょうね。まあ余裕を持ってできたのは実質3回ぐらいだったので、10回のうち。毎年っていうか、よく言ってましたけど、今年で、止まってもいい。でも今年はやりたい、近づいてくるとね。そういう感覚でずっとやっていたので。なんかこう寂しいとかっていう感じでもないんですよね、実は。

-去年あたりから数字を意識しないで結果を残せたらというテーマを持ったが。今年に関してはそれがどのくらいできたと思っているか

イチロー いや、これ不思議なもんでね、できないという雰囲気が出てくるとやりたくなってくるっていうのがあって。だから結果的にやりたいのはあったんですよね、途中。それは確かにあったんだけども。ベースとしては、始まる時のベースとしては、結構気楽な気持ちだったんですよね。で、そういうスタンスだと、以外にできちゃうっていうのがわりとよくあるストーリーなんだけど、そうじゃなかったということだよね。まあでも去年やっといてよかったよね。本当にそう、これやっぱり9だとしんどいですよ。10の、2けたに乗せたのは、やっぱり良かったなと思うね。去年じゃなくて本当に良かった、とは思うね。

-欲が出たのはいつごろか

イチロー チームがちょっと離されて来たでしょう、あれぐらいじゃないですか。それがないと後半盛り上がらないだろうし、っていうのも、想像できたから。何とかそこの可能性は生み出したいなと思ってたんだけどね。

-結果的に16本足りなかった。この数字は今年のトータルと想定の範囲内だったか

イチロー 想定はそもそもっていうことがありますから。そうね。16ということはまあ、10試合から13試合ぐらい必要な数字なんで。まあ、これはとらえ方がいくつか出来るんじゃないですか。この感覚でも16まで行ったというとらえ方も出来るだろうし、まあ、やっぱりなかなか16の差っていうのは最後やっぱ10試合を切って来ると大きいというとらえ方も出来るだろうし、これはもういくつかのとらえ方が出来ると思いますよ。

-200安打の連続記録が途切れたことで、世間からの期待は変わってくれるというイメージはあるか

イチロー 期待ですか? まあ、変わったら楽だなと思いますけど。まあ、ちょっとそうね。面白いのは200を打つと、もし今年打ったら、またすげーってなったと思うんですよね。でも、やるとすごいっていうこともやらないと、何だこのやろーってちょっと猪木さんぽくなるじゃないですか。それが不思議っていうか難しいとこ。人間のちょっと嫌なところっていうか、だから0か100かっていう考え方ね。まあ、やっぱり想像はしてたけども。やっぱりそんな空気だなとは思いますね。

-続くということは、200をこだわるイチロー選手っていうのはこれからもいるんですか

イチロー まあ、その可能性を生み出せる状態でありたいなと思いますね。まあ、これ言うとね、またそれはそれでうっとうしいんですよ、後々のことが。これやっぱリスク回避なんで。ここで言わない方がいいっていうか、なるべくこの先の未来をね。まあ、去年ぐらいからそうなんだけど、言わない方がいいよね。プラスがないもん。マイナスしか生み出さないですよね。今年だって実際、1度も僕言ってないんですけど、200なんて。アメリカ人の記者からバンバン来たもんね、最後。いやあ、俺何も言ってないし。で、言ったら言ったで自分勝手だとかって言うから。それ、僕言いませんよ、もうってなるでしょ。まあ、それはやっぱリスク回避なので。そういう術やね。

-3割も途切れてしまったことに関しては

イチロー まあ、それはあの~、どうでもいいです。うん、どうでもいいっていうか、あの、ないですね、特別な感情も。

-厳しかった時期に打席に向かうのが怖いと感じたことは

イチロー あります、あります。はい。そんなの今年だけじゃないですよね。そんなのしょっちゅうありますよね、うん。

-今年特にということはまったくないか

イチロー まあ、だから時期が長いから、そりゃ多かったかもしれないですね。

-体が元気で最後まで出し切る。最終戦ということに関して示すことが出来たものは何か

イチロー 俺はこれを示したぞ、なんて俺言えないですよ。ただ、最後の見せ場は今日、守備で1個あったのであれは気持ち良かったですね。こないかな~って思ってたからうん。まあ、あの後も思ってたけど。まあ、1個来たんでね、あれはちょっと気持ちよかったですね。


なんだこれwww
何にしてもものすごい結果を出した素晴らしい野球選手だと思う





















イチロー 262のメッセージ
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5.05.0点 いつも勇気をもらう1冊です。
出版日:2005-03-11
出版社:ぴあ
カテゴリー:単行本
作者:『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会
ページ数:282
by 通販最速検索 at 2011/10/01

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